2011年10月10日月曜日

スイッチ

直江津から新潟へ向かう電車の中から更新。
いくつになっても、家族との別れ際はさみしいなぁ。
親もなんとなく、さみしいのを隠そうとしてるのか
妙に優しく、よそよそしく振る舞うから、余計にさみしい。

いつも思うことなんだけど、
新潟で一人でいる自分と、実家で家族といる自分は少し違う。
一人でいる自分は自立していて
(まぁ自立できてるかわからないんだけど、精神的に という意味で。)
家族といる自分は子どもで甘えん坊。
だから、実家に帰ったその日は少し「一人でいる自分」が抜け切らなくて
悪く言うと少し冷たい態度をしてしまうんだけど
帰る頃にはすっかり甘えん坊になっていて
庭仕事をしている父の側にいたり、母とよく話をする。
たぶんあたしは、行き帰りのバスや電車の中で
そのスイッチの切り替えをしているんだと思う。
実家に向かうときは「よーし!のんびりするぞー!」と思ってるから気が楽なんだけど
帰りの電車の中はいつも気が重い。
「明日からまた仕事だなぁ」と、仕事のことを考えたり
「一人でいる自分」と「甘えん坊の自分」の間で、
なかなか気持ちが切り替わらないからなのかな??

「さみしいなぁ〜」と思いながら、明日からの仕事のことを考える。
そうしてるうちに新潟に着いて、駅を出た頃には
すっかりいつもの「一人でいる自分」に戻る。
それがいつも、すこしさみしい。